入居率なんと0%のアパートを購入 1
こんにちは、とっちんです。
私は、アパート経営をしています
世間でいう「サラリーマン大家」です。
今回は、購入したアパートについてお伝えします。
仕事中に
お客様に紹介するお部屋を探すため
ご希望のエリアを歩いていたところ、、、
(アナログな探しかたですが)
コインパーキングの奥に、チラッと不動産屋の古ぼけた募集看板が見えました。
不動産屋の営業マンとしては、募集看板を見逃すわけにはいかず(笑)
コインパーキングを横切り、アパートの前まで行くと、、、、、、、
生い茂る雑草、建物に絡まるツタ、
2階建ての古ぼけたアパートが、、、
人の気配がしません(゚д゚lll)
おそるおそる、入居者さんがいるのか
電気やガスのメーターを確認してみると
どのお部屋も、メーターが動いておらず、
窓から覗くと、お部屋の中は「からっぽ」です
取壊しが決まっているのかな?
と先ほどの古ぼけた募集看板に目をやると
っ!!?
うちの会社の看板でした(笑)
見たこともないデザインだったので最初は気づかなかったけど、ひと昔前のデザインでした
(^ ^)
さっそくお店に戻り、資料を探してみると
あった!先ほどの物件だっ!確認すると
状況
家主〇〇様、寝たきり、意識なし、一人息子と疎遠、後見人は司法書士〇〇様、
連絡事項
2011.2 募集STOP、再建築不可、リフォーム費用無し、取壊し費用無し
このままだと、犯罪に使われたり、老朽化などで壊れたりすると危険なので
とりあえず、司法書士の先生に挨拶がてら
今後の対応を相談しようと
アポイントの電話を入れました。
司法書士の先生
「手放したいんだよ、とにかく!」
「固定資産税や都市計画税を払わないといけないし、リフォーム(原状回復)費用かけたくないし部屋募集しても決まらないし!」
と、まくしたてられ、んー困ってらっしゃる
とっちん
「売りに出してみますか??」
司法書士の先生
「それが良い、頼んだよ」
とっちん
「ご希望ございますか?」
司法書士の先生
「〇〇万円残れば良いよ」
とっちん
「よろしいのですか」
司法書士の先生
「再建築出来ないし、良いよ!」
という感じで、お話しが進み売却することになりました。
※その後一般的な、手続きは行っています。
さっそく、
再建築不可なので隣地の所有者さんを訪問!
東側
買っても良いけど、取壊して更地にしてね〜
西側
お断り
南側
お断り
北側
丁重にお断り
東側に購入していただくと
売買価格 − 取壊し費用 = 希望額に合わず
諸経費もあるし、、、
とりあえず先生に状況報告
とっちん
「先生、かくかくしかじかです」
司法書士の先生
「そりゃ合わないよー」
とっちん
「このまま募集続けますね」
司法書士の先生
「時間かかりそうだね、とっちん君が買ってくれたら早いけど、いかが?」
とっちん
「僕がですか?今の金額ではむずかしいです」
司法書士の先生
「そうかぁ、所有権移転とかの手続きは、まけとくからさ」
とっちん
「一旦、検討させて下さい」
司法書士の先生
「早めに教えてね〜」
と、先生は手放したくて
うずうずしている感じでした。
長編になってきたので、
次回に、また続きを更新します。